インスタンスを動かしてみましょう。
そのためには、オブジェクトに設定するいくつかの必要な要素が出てきます。
私は数学が苦手なので、変数や関数といわれるとつらい記憶しかありません。
しかし実際はさほど難しくはありませんので、是非試してみてください。
変数とは箱のようなものです。
と説明されることがあると思いますが、若干違います。
実際は『箱の名前』というだけです。
いずれ詳しく説明しますが、あくまでも何かを指す名前でしかありませんので、難しく考える事はありません。
先ほど作成したオブジェクトのStep Event
をダブルクリックすると、コードエディタが開きますので、以下を入力してください。
x += 1;
これだけです。
実行してみてください。
画面に出た四角が右に移動していくのがわかります。
x
という変数はルーム内でのインスタンスの横軸の座標です。
ここに1
を足していますが、単位はpixel
です。
つまり、インスタンスの横軸の座標に1を足す処理です。
これだけだと1px
移動して終わりそうな感じですが、Step Event
に記述しました。
イベントの説明でしたように、Step Event
は「毎フレームトリガーされるイベント」です。
上図のように、毎フレーム+1px
されているため右に動いているように見えます。